青森の自衛隊 雪を沖縄の子どもに届けて批判の対象に なぜなのか?

引用:宮古毎日新聞社ホームページ

雪を見たことがない沖縄の子どもに雪を届ける、そんな青森県の自衛隊の活動に対して一部で批判が起きているようです。雪には不思議な魅力がありますよね。ある程度雪の古地域に住んでいても、雪が降るとすこしワクワクします。積もった瞬間ゲンナリもしますが。ところで、この活動のどこに批判の理由があるのでしょうか。

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青森県の自衛隊の活動

この沖縄への雪プレゼントは1995年から続く活動で、沖縄本島や宮古島の子どもたちに雪を届け続けています。

今回はダンボール約40個分(約800キログラム)の雪が届けられました。

実際には雪を集めるのが青森県の自衛隊で、沖縄に届けるのが、八戸航空基地に立ち寄った沖縄県の自衛隊だったそうです。

届けられた先は那覇周辺の病院や宮古島の小学校など計6箇所の子どもたちの元でした。

最後には子どもたちからお礼のメッセージもあったということです。

沖縄での雪

ところで沖縄での雪の珍しさはどれほどのものなのでしょう。

過去のデータを調べてみると2016年1月に1度雪が降っています。

しかしその前を遡ると1977年の2月まで雪は降っておらず、割合にして40年に1度ということになります。

その歳の県民のみささんの反応は

とっても楽しそうですね。

ただし、雪とはいっても2016年のものはほとんどみぞれのようなもので、もちろん雪は積もりませんでした。

そのため多くの子どもたちは自衛隊の活動で初めて雪遊びができたことになります。

ところが、何の問題もなさそうなこの活動について、一部では批判が起きているということです。

活動に対して抗議している団体

上記ページでは、

市民5団体が抗議!下心見え見え?? 今年も!雪の降らない宮古島の子供たちを喜ばせるために、なんでわざわざ自衛隊が青森から雪を運ぶのか?

引用:琉球弧の軍事基地化に反対するネットワーク

という見出しで、自衛隊の雪を運ぶ活動を批判しています。

批判内容をまとめると

  • 児童への雪の贈呈に海上自衛隊が関わっていたこと
  • 制服の自衛官が学校内に立ち入ったこと
  • 戦争につながるすべての動きに反対する立場から抗議
  • 自衛隊の学校教育への介入は望ましくない
  • 「雪のプレゼント」の名を借りた宣撫工作である
  • 軍隊主導の軍国主義教育で子どもが戦場に送られた
  • この誤った歴史を繰り返さないことを求める
  • 自衛官確保のために学校との連携を強めようとしている
  • 宮古島は住民の3分の2が自衛隊基地配備に消極的立場
  • 自衛隊が学校教育にかかわらないことを要請
  • 学校が外部団体と連携する場合には学校がイニシアチブをとることを要請

というものです。

なるほど、自衛隊が児童と関わる目的は、自衛官確保と言いたいのですね。

せん‐ぶ【宣×撫】

[名](スル)占領地で、占領政策の目的・方法などを知らせて、人心を安定させること。「住民を宣撫する」「宣撫工作」

引用:宣撫(センブ)とは – コトバンク

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過去には違う理由での抗議も

今回は自衛隊が関わっている事自体が問題だと抗議していますが、過去には別の理由で抗議があり、一部では中止にもなった年がありました。

「放射能をまき散らさないで」

中止となったのは2012年の活動で、理由は「原発事故のあった東北の雪を持ってくるというのは、放射能を撒き散らすことと同じだ」という批判からです。

これは当初、原発事故をうけて東日本大震災以降に東京から沖縄に避難した人々によるものとされていました。

しかし、その後活動の中心が、以前から原発反対を訴えている市民団体のメンバーだったことが分かっています。

放射線量にも問題がなく、青森市の放射線量は沖縄県南城市よりも低いほどでしたが、批判や無言電話などの妨害も多く中止が決まったそうです。

雪の危険性自体は関係なく、ただ単に原発反対の槍玉に上がってしまった感じですね。

まとめ

今回の批判はやや極端すぎるという印象も受けます。

自衛隊は災害救助や人道支援もするものなので、自衛隊そのものが悪いというのはしっくりきません。

おそらく雪を届けた隊員の方々も、子どもの笑顔を見るために活動をされたのでしょう。

災害派遣などでは頼りになるのも事実だと考えます。

自衛官のなり手がなくなれば、自衛隊もなくなります。

戦争行為と自衛隊とは切り離して考えるべきではないでしょうか。

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