埼玉川越南高校で野球の試合中に選手に落雷…降雨なしや避雷針は

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埼玉県の川越南高校で野球の試合中、

選手に突然雷が落ちたという報道がありました。

雷の直撃を受けた選手は意識不明の重体、

もう1名まだ治療を受けている選手もいるようです。

今日は気温も高く、雨雲は発達しやすい条件でした。

しかし、どういう状況で事故は起きてしまったのでしょうか。

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当時の天気

この日の埼玉県川越市の気温は午後3時ころの33℃

雨が降ったのも午後3時ころで降水量は1mmと記録されています。

また、雷注意報も出されていました。

(参考:Yahoo!天気)

そして

「近くにいたが雨は振っていなかった」

という情報もあります。

状況からして、

雨が降っていない状況で落雷があったということでしょう。

雨が降っていなくても雷が落ちることはあるのか

調べてみると過去に

同じような出来事がありました

雨が止み、晴れ間が見えたところで再開したところで

ピッチャーが落雷にあったということです。

ピッチャーの投げるマウンドは少し盛り上がっているため

それが落雷を受けた原因だろうと推測されています。

つまり、晴れ間が見えていても

雨雲があればそこから雷が落ちる可能性はあるということですね。

雷は雨雲の端から2kmほど離れていても落ちる

具体的には雷は雨雲から最大30°程度の角度で落ち、

仮にそれが雨雲の端から落ちたとした場合

約2km先まで届くそうです。

かなり遠くまで届きますね。

また、雷鳴は15kmほどしか届かないそうです。

つまり、雷鳴がするということはすぐ近くで

落雷があるということです。

しかし、まだ疑問があります。

辺りには避雷針はなかったのでしょうか。

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避雷針はなかったのか

学校であれば避雷針があって当然だと思っていました。

辺りの様子はどうなっているのでしょうか。

地図を見た限り、西に校舎があり

野球のグラウンドは北東がホームベースだと思われます。

かなり開けた場所に見えますね。

ホームベースから校舎までは100mほど離れていますが、

道路を挟んだすぐ横には消防署があります。

どちらかに避雷針は無かったのでしょうか。

避雷針の設置義務

建築基準法第33条

高さ20メートルをこえる建築物には、

有効に避雷設備を設けなければならない。

ただし、周囲の状況によつて安全上支障がない場合においては、

この限りでない。

高さが20mを超えたら避雷針をつけなければいけないということのようです。

横の消防署の塔のような建物は20m程はありそうでした。

しかし、問題は避雷針があるないではないようです。

避雷針は万能ではない

避雷針があっても雷が必ずそこに落ちるというわけではないようです。

上の過去のケースでも避雷針は複数あったようです。

それでも事故は起きてしまいました。

つまり、避雷針は建物に直接落雷するのを防ぐためにあるだけで、

決して周囲の人を守るためにあるのではないということです。

もしかしたら今回のケースでは避雷針の有無は関係がなかったかもしれません。

おそらく選手たちは雨が降っていなかったので当然のようにプレーをしていたのでしょう。

しかし、雷注意報は出され、雨雲はありました。

そんな中でプレーをしてしまったのが事故の最大の原因といえます。

まとめ

  • 埼玉県川越市で野球の試合中の高校生に落雷
  • 当時雨は降っていなかった様子
  • 落雷注意報はあった
  • 雨が降らずとも雨雲から2km程度なら雷は届く
  • 逆に雷鳴は15kmほどしか届かないため危険な証拠
  • 避雷針は万能ではない

「大きな病院や学校の近くだから大丈夫だ」

そう思って雷をやり過ごすことがありましたが、

意識を変えないといけませんね。

雷鳴が聞こえたり、雷をともなう雨雲が見えたら

すぐに建物に入る。

広いグラウンドなどでは特に空の様子や

注意報に注意が必要ということです。

防げる事故は防ぐようにしていきましょう。

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