中学校で第2外国語が必修に 都立立川国際の小中高一貫校とは?

東京都の教育委員会は2022年度開校予定の公立小中高一貫校で、中学生に第2外国語を必修とする方針を決めたと報じられています。第2外国語ということは、中学生からフランス語とかドイツ語を学ぶということですよね。ちょっとやりすぎな気もしますが、具体的にはどうするつもりなのでしょうか。

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2022年度開校予定の小中高一貫校

その前に中高一貫校なんて予定があったんですね。

最近は公立中高一貫校も増えてきましたよね。

すでに学校のよっては6年以上が過ぎ卒業生が出はじめ、大学受験ではかなりの好成績を残しているようです。

学校内での教育内容も素晴らしいのだろうとは思いますが、入試(適性検査)は10倍の倍率ともなるそうです。

その中から優秀な生徒を選抜しているというのも大きな要因でしょう。

しかし今回話題になている開校予定の学校は小中高一貫校です。

小学生から一貫して勉強するんですね…

第2外国語以前にやりすぎじゃないでしょうか?

都立立川国際中等教育学校に附属小学校

聞いたことが無いと思ったら小中高の一貫校は公立では初のようです。

予定されているのは都立立川国際中等教育学校に附属小学校を設け、12年間の一貫教育を行うというものです。

学校の理念には

  • 高い語学力
  • 豊かな国際感覚
  • 日本人としての自覚と誇り

というものを掲げており、特に英語学習は小3から外国人講師による学習がスタートすることになっています。

敷地も小中高と同じ場所となるそうで、12年間通い続けることになります。

まるで国のエリート養成機関ですね。

入試選抜の方法は?

気になるのが入試選抜の方法ですよね。

入学したら12年間通うことになります。

小学校入学前の児童の資質を見分けるのは難しいのではないでしょうか。

調べてみると、都立立川国際中等教育学校の付属小学校の入試や受験の条件は

  • 入試は行わない
  • 面接や行動観察を参考に選抜を行う
  • 都内在住
  • 通学時間1時間以内

ということです。

まず入試を行わないということですが、筆記試験がないということなのでしょうか。

なおさら資質が読めませんね。

こういった一貫校の目的はまずは大学受験での好成績だと考えますが、本当に優秀な人物を選抜できるのでしょうか。

ちなみに公立なので入試とは言わず適性検査と言うそうです。

第2外国語の必修化

この小中高一貫校では中学生から第2外国語を必修とする方針が決まりました。

小学校の時点でも希望者は授業後などの特別時間で第2外国語を学べるそうです。

第2外国語を学ぶことも「高い語学力」「豊かな国際感覚」の一つなのでしょう。

ところで第2外国語の前に第1外国語の英語は大丈夫なのか、ですよね。

カリキュラムとしては小3から英語を学習し、小6の段階では英検3級レベルを目指すということです。

なんか「やらせればできるはず!」みたいな無茶ことをやろうとしているのではないかと心配です。

ちなみに英検3級は中学卒業程度の内容です。

どれだけエリート教育をするつもりなのでしょうか。

小6で英検3級の力があれば、中学から第2外国語の学習を始めてもいいかもしれませんが、あくまで小6や中1といった学年です。

そもそも日本語の語彙力などが十分に育つのかが疑問です。

まとめ

以前日本で英語講師として働く台湾人の方にバイリンガル・トリリンガルについて話を聞いたことがあります。

この方は台湾人なので母国語としての中国語と英語と日本語が扱えます。

そして日本語を話すときには一旦中国語を英語に翻訳して、それを日本語にしているのだそうです。

そこで、英語をまずきちんと使えるようになることが、第2外国語習得のために必要なことだとおっしゃっていました。

こういったことを考えると、日本語や第1外国語の英語とをまずしっかりと理解した上で第2外国語に取り組むのが必要なことだと考えます。

心配する点は

  • 小学校の段階での選抜で、ここまでのエリート教育についてこられる人物を見抜けるのか
  • 第2外国語を学ぶ前に、日本語の習熟や英語の習得が十分にできるのか
  • 公立中高一貫校が好成績を残しているからと言って児童・生徒に無理させようとしていないか

ですね。

プロの方が話し合われたのだと思いますが、ほんとうに大丈夫なのでしょうか。

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