EU離脱でスコットランドが独立したい理由は?イギリス4地域の現状

イギリス

今回のイギリスのEU離脱はイギリスの国家体制にも影響を及ぼしそうです。

イギリスの国民投票の結果を受け、

スコットランドのニコラ・スタージョン首相が

「スコットランドの未来はEUの一分となることだ」

と発言しました。

これは独立を示唆しているといいます。

どういうことでしょう。

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なぜスコットランドは独立をしたいのか

スコットランドが独立を求める主な理由は

  • 独立したほうが経済的に豊かになる
  • スコットランドの民意が反映される社会で暮らしたい

というものです。

ひとつ目の「経済的豊かさ」は北海油田が中心にあります。

しかしこれは

  • 独立派独立したほうがより利益を得られると
  • 残留派独立しないほうが利益を得られると

逆のことを言います。

ふたつ目の「スコットランドの民意の反映」は

選挙などでスコットランドの民意と

イギリス全体の民意とが一致しない結果になることが多い

というのが原因です。

イギリスのEU離脱とスコットランドの独立

イギリスのEU離脱がスコットランドの独立につながる理由は

スコットランドの民意はEU残留だからです。

つまり、スコットランドの民意が反映されないという問題が

ここでも起きてしまいました。

不満に思っていることがそのまま出てしまえば

「やっぱ独立しよう」となるのもうなづけますね。

北アイルランドも独立?

北アイルランドはアイルランド自由国が独立したときに

イギリスに残留をしたのが始まりです。

残留の理由は宗教的理由で、当時のアイルランドは

  • 北アイルランド→プロテスタントが多い
  • その他のアイルランド→カトリックが多い

という状況でした。

もし独立すれば北アイルランドのプロテスタントは少数派になってしまい

それを嫌って残留という形になったそうです。

その後北アイルランド内で多数派を占めるプロテスタントとカトリックの対立が高まり

地域内は紛争状態になりました。

1998年の和平合意により復興が進んで入るものの、

今回のイギリスEU離脱の国民投票を受けて、

北アイルランドでも南北統一の国民投票を行うべきだという機運が高まっています。

ウェールズは?

ウェールズはもともと離脱を支持していました。

イングランドとの溝は深まっているかもしれませんが、

国民投票の結果には満足しているのでしょう。

【6/28日追記】

ウェールズの地域政党プライド・カムリ党首リーアン・ウッド氏が

「ウェールズが忘れられた地域になることはできない」

と発言し、ウェールズも独立運動をすることを示唆しました。

ウェールズは約700年イングランドとともに歩んできました。

本当に独立したいのでしょうか。

まとめ

  • イギリスの国民投票はEU離脱という結果となった
  • スコットランドはもともと残留を支持
  • スコットランドのニコラ・スタージョン首相が独立を示唆
  • 問題は民意が反映されないこと
  • 北アイルランドでも南北統一の国民投票をするべきという声が
  • ウェールズはもともと離脱支持なので問題なし

イギリスとひとことで言っても4つの地域が連合している国であり、

問題が複雑なことがうかがえます。

イギリスのEU離脱もものすごい出来事ですが、

これをきっかけに、さらに様々なものが変化していくのでしょう。

イギリス全体の動きにも注目です。

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