調べてみたら結構怖かったので、かわいいイラストで気を紛らわします。
高知県の入野海岸でサーファーの男性がサメに左足を噛まれ大けがをする事故がありました。
時間が午後7時頃ということなので、辺りは暗くサメに気が付かなかったのかもしれませんが、
日本の海にもサメがいて危険だということです。
今は夏の海水浴シーズンです。
いったい日本の海にはどういうサメがいて、どう対処すればいいのか調べてみました。
日本近海に現れる人食いサメ
日本近海にサメは約100種類もいます。
しかし、サメは基本的に人を襲いません。
その中でも人襲う可能性がある種類を紹介します。
ホオジロザメ
出典:サメの図鑑
『JAWS』のサメです。
大きいものだと体長6mにもなるそうです。
先日南アフリカ沿岸での絶滅危機が報じられましが、絶滅すればアザラシが増えすぎ、魚が食べられ激減してしまうので、いなくなるのは困ります。
危険ですが。
イタチザメ
出典:サメの図鑑
危険度はホオジロザメ以上です。
大きさは2〜3mほどですが、群れで行動するサメで、好奇心旺盛です。
つまり人に寄ってきて、食べようとします。
シュモクザメ
出典:サメの図鑑
トンカチみたいな頭だと思ったら英名がそのままハンマーヘッドシャークと言うそうです。
普段はおとなしいようですが、人を襲うこともあります。
アオザメ
出典:サメの図鑑
体長2〜3m。
サメの中でも気性が荒く、泳ぎは最速ということです。
しかし、幸いな事にアオザメは基本的に外洋に生息するため被害は少ないということです。
ヨゴレ
出典:サメの図鑑
なんだかひどい名前だと思ったら、サメの中で最も危険なサメということです。
体長は2〜3m。
こちらも外洋に生息するため沿岸には姿を現さないようです。
ただし外洋では危険度No.1
ちなみに英名はOceanic whitetip shark(遠海に住む白く尖ったサメ)…
なぜ「ヨゴレ」になった!?
オオメジロザメ
出典:サメの図鑑
淡水にも住み着くサメです。
過去にはアマゾン川上流の3700kmの地点で発見されたこともあるそうです。
体長は最大で4m。
情報によってはこちらが『Jaws』のモデルであるともされています。
日本では沖縄周辺の海や河川に生息しているそうです。
どのサメも目が怖いですとね。
節穴のような真っ黒な目が…
見つめる勇気は有りません。
サメ対策
基本的にビーチなどではサメが目撃されたら、サメ注意の警報が出るものですが、
もしかしたら第一発見者になるかもしれません。
その場合の対処法は
- 逃げる!(無理に退治する必要はありません)
襲われそうになったら
- 硬いものでサメの鼻を殴る!(鼻は弱点で、硬いものだと食べられないと勘違いするそうです)
襲われないために
- ケガをしていたら海に入らない(サメが血の匂いを追うため)
- 夕暮れ、夜明けには海に入らない(夕方が特に被害の多い時間です)
あとは以前サメが出没したことがあるビーチには入らないなども、対策としては考えられますね。
シャークバンズ

何か有効なものがないか調べてみたらありました。
このシャーク・バンズは特殊な磁気を発しサメを寄せ付けないそうです。
どうしても夕方や明け方にサーフィンがしたいときはこれを使いましょう。
まとめ
- ホオジロザメ以外にも人食いサメの種類は多い
- 出会ったら逃げる
- 襲われたらサメの鼻を硬いもので殴る
- ゲガをしていたら海に入らない
- 夕方が一番被害が多い時間帯(できれば海に入らない)
サメが人を襲うことをシャーク・アタックと言うそうです。
シャーク・アタックはそんなに頻繁に起こることではないですが、
万が一を考えると対策は知っておいたほうがいいですよね。
正直海中で出会ったら逃げられる気がしません。
足がつく浅瀬ならなんとか逃げようと思います。
実際そうなったら動けないかもしれないですが…
お互い注意しましょう。