知的障害者に1500万円支払わせる 実態は?弱者が詐欺の食い物に

奈良県で、若い男女数人が知的障害のある40代の男性を飲食店などに連れ回し、総額約1500万円を支払わせていたことが報じられています。1500万円という金額はあまりに高額です。まだこの男女の特定はできていないということですが、補償をしてもらうためにも捜査の進展を望みます。最近では知的障害者や高齢者が詐欺のターゲットになっていることが多いのが実態のようです。詳しく見ていきましょう。

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ATMで現金を引き出させる

今回の出来事の経緯は

  • 東大阪市在住の40代の知的障害のある男性
  • 2014年8月に訪れたJR奈良駅の近く
  • 客引きの女性にスナックに誘われる
  • お店にいた複数の男女に別のお店に連れて行かれ
  • 明け方まで同席させられる
  • 飲食代名目で約80万円を要求される
  • 足りない分をコンビニATMで引き出させていた
  • その後も繰り返し呼び出しをされ
  • 奈良市や大阪市内の飲食店を連れ回される
  • 被害総額は約1500万円にもなる
  • 2016年10月に弁護士の支援を受けて告訴
  • 奈良県警は男女の特定をはじめた

というものです。

状況から見るに、はじめからお金を搾り取る目的だったと推測できますね。

何度も呼び出したということは連絡先を聞き出していたということになり、繰り返し男性を食い物にするという計画的なものであったことも分かります。

この男性は工場勤務で貯金してきたお金を全て使わされてしまったということです。

かなり悪質ですね。

おそらく周囲の方がお金がないという状況を不審に思い、使い込まされてしまった事実が判明したのでしょう。

捜査の方は通話履歴などからこの件に関連する若い男女の特定はすぐに進む事が考えられます。

しかし、裁判の結果やどれだけのお金が戻ってくるかが心配です。

このように知的障害者や高齢者などの弱者を騙そうとする詐欺がかなりの件数発生しているようです。

詐欺被害の状況

高齢者を狙う詐欺としては「オレオレ詐欺」が大きな被害を出してきています。

オレオレ詐欺は架空請求詐欺・融資保証金詐欺・還付金詐欺などと合わせて特殊詐欺と呼ばれています。

全国的に啓発がされてはいるものの件数としては増加傾向にあるようで、詐欺師の手口が巧妙になっているということなのでしょう。

参考 > 警視庁 – 特殊詐欺被害概況

オレオレ金塊買って詐欺

新たに注意が呼びかけられているものに、「オレオレ金塊買って詐欺」というものがあります。

これは「金塊を購入し、預けてほしい」というもので、金塊の購入であれば多額の現金を引き出しても不審に思われないことを狙ったものだそうです。

預けてほしいで預けるとは考えられませんが、うまく話をするのでしょう。

金塊の話が出たら一旦落ち着いて考え直す必要がありそうです。

まとめ

今回のケースでは、まだ出来事が表に出たばかりの段階ですが、なんとか弁護士の力を借りて訴訟にできてよかったと感じます。

この報道を受けて同様の被害を受けている方も、ご自身や身内などの状況に気がついたり、被害として顕在化してくることを望みます。

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