リオ五輪が開幕目前です!
選手も続々リオ入りし、現地での調整に努めていますが、
治安悪い!というよりも危険です!
マラソン出場の伊藤舞選手は「強盗が怖い」と本番直前の試走を断念したそうです。
お金が強奪されるのは当たり前なレベルで
日常的に銃撃戦が起きているとも…
でも選手は行きますし、熱心に応援される方も現地に行きますよね。
そこで今回紹介するのは
「銃撃戦が起きている場所を知らせる」アプリです!
Fogo Cruzado(火災の交差)
fogo…火災
cruzado…交差させる、クロスする
これは「銃撃戦の発生場所と件数と被害を教えてくれる」
自己防衛のためのアプリです。
アプリの名前は「Fogo Cruzado」
出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fogocruzado
GooglePlayへのリンクはこちら。→Fogo Cruzado
銃の火花が交差する場所という意味なんでしょう。
アンドロイド専用アプリで、
Google Playで検索すると普通に出てきます。
無料でした。
*iPhone等iOSを使用している方は、Fogo Cruzadoのブラウザ版をご利用ください。
使い方
まずはユーザー登録です。

下の[Efetuar o Cadastro]からできます。
そして登録するのは以下の項目です。
- Usuário:ユーザーネーム
- E-mail:メールアドレス
- Senha:パスワード
- Confirme a Senha:パスワード確認
- Gênero:性別(タップで選択できます、Masculinoは男性、Feminioは女性、Outrosはその他)
- Faixa Etária:年齢の範囲(タップで選択できます)
登録後ログインができるようになりました。
続いて、ボタンの説明です。

[Mapa(地図)]
リオ周辺地図に切り替わります。
[Colabore(協力する)]
銃撃戦があったことを投稿できるようです。
[Estatísticas(統計)]
統計情報が見られるようですが、地図は小さく、
記事もポルトガル語なので分かりません。
[Notícias(ニュース)]
48時間以内の銃撃戦の状況など、
ニュースが掲載されています。
やはりポルトガル語なので分かりません。
実際の使い方
地図をドラッグして目的地を探す他に
検索窓に地名を入れて検索することもできます。
わたしの環境では日本語対応でした。
オレンジの円に白抜きの数字
付近の銃撃戦件数
タップしていくことで詳細な場所がわかります
青や赤のピン
実際の銃撃戦の発生場所
赤は犠牲者が出ているもののようです。
さらにピンをタップすることで詳細情報が見られます
詳細情報の読み方

- Local do Tiroteio:場所と時間
- Sobre as Vítimas:被害者
- Mortos:死者
- Feridos:負傷者
- Civis:民間人
- Pokiciais:警察官
- Mais Informações:詳細情報
- Operação Policial:警察の作戦の有無(Simは有り、Nãoは無し)
- Fonte:情報元(Usuárioはユーザー投稿)
ユーザー投稿もできるということで、情報の信憑性に疑問はありますが、
さすがにこの件でのイタズラは少ないでしょう。
一応ブラジルでのスマホ普及率を調べたところ、
人口比26.3%でした。
引用:2015年3月アウンコンサルティング株式会社(PDF)
少し低めですね。
ということは、このアプリを使用するのはリオ五輪でブラジル訪れる外国人が多くなるはずです。
そうなればさらに情報の正確さは増すでしょう。
まとめ
- Fogo Cruzadoで銃撃戦の起きている場所や時間が分かる
- アンドロイドアプリだがiOSの場合にはブラウザ版もある
このアプリでできることは、
「ここは銃撃戦の件数が多いから、近づくのはやめよう」
その程度のものになるでしょう。
しかし、日本在住であればリオの土地勘などあるはずないので、
とても貴重な情報になります。
以前ホテルが足りないというニュースで、
「スラムにいけばスリリングなリオ滞在ができる」
みたいな記事を見たことがありますが、
絶対にやめたほうがいいですよね
リオに行く方はこの「Fogo Cruzado」を入れておくと安心かもしれません。