出典:
リオ五輪男子体操が金メダルを獲得しました!
おめでとう!
予選4位とかなり心配していましたが、よかったです。
そして競技後の表彰式もとってもよかったです。
表彰式の様子
見どころは国旗掲揚の際の「君が代」斉唱でしょう。
内村選手の「声が裏返るまで歌ってやろう」言葉通り、大きな口を開けて熱唱しています。
森元首相も満足?
国歌斉唱に関してはこんな出来事もありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160703-00000087-dal-spo
概要は
- リオ五輪の壮行会で「君が代」を歌う場面があった
- 立ち上がってはいるものの歌っている選手は見当たらない
- 森元首相が「国歌を歌わない選手は日本代表ではない」
- 選手は国歌独唱だから歌っていないだけだった
- 森元首相に届いていた案内には斉唱となっていた
というものです。
後日、日本体操協会の渡辺守成専務理事が
「お叱りを受けたことは大変不名誉」
として、森元首相に真意を問いただす事態になります。
というわけで、体操の代表選手としては、協会のトップが自分らのために動いてくれた状況なので、もしかしたら遺恨があったかもしれない、という程度のうわさです。
ちなみに、渡辺守成専務理事に関する情報としては
- 東京五輪の体操の会場が協会が要請していたものよりも遥かに小さいことが分かり、選手の安全のために抗議していたり、
- 2015年の世界体操を37年ぶりに団体を制覇した代表選手にボーナスを上乗せするなど、
とても選手想いの人物のようです。
森元首相の真意
壮行会での出来事は事前に「斉唱」が「独唱」に変わったのが悪いとしてまとまっていますが、森元首相の意図は
「サッカーのなでしこジャパンや、ラグビーのW杯は選手たちが君が代を思い切り歌った姿が感動を呼んだ。」
というものでした。
そういえば森元首相自身はラグビーの選手でしたよね。
きっとすごく感動したんでしょう。
つまり、政治的意図はないようです。
政治的意図といえばこんなこともありましたね。
「君が代」が途中でカット
中国で開催された2014年の世界体操、男子個人総合の表彰式でした。
5連覇を達成した内村航平選手と、3位には今回のリオでも活躍した田中佑典選手が表彰台にいます。
国旗掲揚の場面では君が代が流れますが、最期の「いわおとなりて」の部分でフェードアウトし、最期まで流れません。
かなり不自然な終わり方をします。
大会側はこれを「45秒ルール」として説明しており、各国の国歌は45秒までとされているというものです。
ルールはルールなのでしょうが、怪しさを増すのは
- 日本体操協会は聞いていない(前回大会まではそんなルールはなかった)
- 中国の国歌は45秒ぴったり
という点です。
これを知ると納得いかないですよね。
五輪と政治問題
男子体操団体日本代表の国歌熱唱は気持ちよかったですよね。
「君が代は国歌じゃない」
「なぜ歌わなければいけないのか」
という議論もされてきました。
しかし、今回の「君が代」熱唱は、特別な意味は無いでしょう。
日本代表として試合に挑み、金メダルを勝ち取った。
その嬉しさがああいった形で現れただけのように思います。
一部ではセルビア政府が選手に、コソボの選手と同じ表彰台には乗るのは好ましくない、とか
レバノン選手団が、同じバスに乗ろうとしたイスラエル選手団の同乗を拒否した、とか
政治的な問題がかなり見えてしまっています。
メダルは争いかもしれませんが、競技は競い合いです。
お互いを高め合いましょう。
五輪に政治問題が持ち込まれないことを強く望みます。
まとめ
日本体操男子は金メダルをとった後まで話題を残すなど、本当に話題がつきませんね。
他にも白井選手の「歯ブラシ立て?」発言など、見ていて面白いです。
まだ種目別も残っています。
次の競技も楽しみですね。