出典:http://www.sankei.com/rio2016/photos/160819/rio1608190041-p3.html
陸上日本代表がリオ五輪男子400mリレーで決勝に進出しています。
予選での400mのリレータイムは37秒68。
これは直前に中国が更新したアジア新記録(37秒82)を更に上回るもので、ジャマイカを上回り全体の2位の記録です。(1位はアメリカで37秒38)
北京五輪以来のメダルに期待がかかりますね。
リオ五輪男子400mマラソンの放送予定と出場選手、日本が得意とするバトンパスの新技術についてまとめました。
予選の動画を紹介しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=uLGl_QikbJM
【8/21追記】
日本代表は銀メダルを獲得しました!
おめでとうございます!

リオ五輪男子400mリレー放送予定
- 日時:日本時間8/20(土)10時15分頃から競技開始予定
- 放送局:NHK総合
女子棒高跳や、男子ハンマー投げの決勝と合わせての放送となっています。
日本代表選手
予選時 | 名前 | 年齢 |
第1走 | 山縣亮太 やまがたりょうた |
24 |
第2走 | 飯塚翔太 いいづかしょうた |
25 |
第3走 | 桐生祥秀 きりゅうよしひで |
20 |
第4走 | ケンブリッジ飛鳥 けんぶりっじあすか |
23 |
各選手ツイッター
山縣亮太選手
4×100mリレー、アジア記録で予選通過しました。ここまでチームの、たくさんの支えのおかげで順調に来れています。あと1本、結果は後から。万全の準備をして走り切ります。#リオ五輪 #4×100mR #陸上
— 山縣 亮太 (@V7Jqq) 2016年8月19日
決勝でもスタートダッシュに期待します。
飯塚翔太選手
決勝みんなで力を合わせて頑張ってきます!#Rio2016 pic.twitter.com/4KYnJpgaCV
— 飯塚翔太 (shota iizuka) (@genius__shota) 2016年8月19日
スクリーンでは一番高い位置に日本の国旗がありますね。
桐生祥秀選手
4×100mアジア記録‼️
明日の決勝ではさらに更新できるようにガンガン走る(^O^)
チーム一丸となって— 桐生(kiryu Yoshihide) (@KiryuYoshihide) 2016年8月19日
100mは残念な結果に終わってしまいましたが、リレーで挽回してください!
ケンブリッジ飛鳥選手
アジア記録で決勝決めました!!まずは目標の日本記録をしっかりと更新できて良かったです。明日はメダル目指して頑張ります。あと1番前でゴールするのは気持ち良かった😎明日も応援よろしくお願いします!!
— ケンブリッジ飛鳥(a.cam9) (@a_cam9) 2016年8月18日
再び一番前でゴールテープを切ってください!
日本のバトンパス「改良型アンダーハンドパス」とは
日本は以前からアンダーハンドパスを練習してきました。
バトンパスには大きく分けてオーバーハンドパスとアンダーハンドパスとがあります。
オーバーハンドパス
- 上からバトンをパスする
- 渡す方も受け取る方も手を伸ばせるので、利得距離が長い
- 受け取る姿勢が短距離走に向かず、加速がしづらい
アンダーハンドパス
- 下から差し込むようにバトンパスをする
- 手を伸ばさない姿勢になるため、利得距離が稼げない
- 短距離走を走る姿勢に近いため、加速がしやすい
- バトンの受け渡し距離が短いためバトンを落とす危険性が低い
このように、それぞれに長所と短所とがありました。
改良型アンダーハンドパス
- 手を伸ばしてアンダーハンドパスをする
手を伸ばしてアンダーハンドパスをすることで、加速に適した姿勢を維持しつつ、利得距離を稼ぐというものです。
確かにバトンの受け渡しミスの危険は大きくなりますが、1回のバトンパスの利得距離が50cm増えるとして、3回のバトンパス合計では約0.15秒のタイムを縮められる計算です。
この新技術を武器に日本はリオ五輪リレーの決戦に挑みます。
最終盤で盛り上がる競技が来ましたね。
テレビ放送は他の陸上競技とともにNHK総合で8時15分から開始される予定です
日本のリレーを応援しましょう。