沖縄の炎天下の国道でアメリカ人の方々謝罪/女性遺棄事件を受けて

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出典:Twitter

沖縄の5月29日の最高気温は31.1度/湿度77%と、とても暑い一日でしたが、その炎天下、国道ではプラカードを持ち、深く頭を下げるアメリカ人の方々が多く見られました。

これは、うるま市の20歳の女性会社員が遺体で見つかった事件で、元アメリカ海兵隊員のシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者(32歳)が逮捕されたことをきっかけとした謝罪の行動ということです。

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沖縄県うるま市での女性遺棄事件の概要

4月28日の夜から会社員の島袋里奈さん(20歳)が行方不明になっており、警察は元アメリカ海兵隊員のシンザト・ケネフ・フランクリン(32歳)をこの事件の容疑者として逮捕しました。

供述により女性の遺体が発見され、容疑も認めているそうです。

基地問題がある沖縄での、アメリカ軍属(軍人以外の軍所属者)による事件であり、様々な影響を残す事件として大きく取り上げられています。

4000人が集まる大規模な抗議活動に

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出典:朝日新聞DIGITAL

シンザト容疑者逮捕の報道の翌日20日(金)には、嘉手納基地ゲート前で125人が集まり、抗議活動が行われています

基地があることにより事件は起きると、基地の大幅な整理と撤退を求める抗議活動です。

25日(日)は4000人が集まる大集会となりました。

27日(金)にも引き続き抗議活動は行われ、その際には毎週水曜日と金曜日の週2回の抗議活動の継続が決まったということです。

このように、繰り返されるアメリカ軍関係者の事件により、市民の怒りは頂点に達していました。

炎天下での国道でのアメリカの人々による謝罪の行動

5月29日(日)ツイッターでこのような様子が拡散されています。

市民の怒りが頂点に達し、報道によってわたしたちの感情も「反米軍基地」へと傾いてきたときの、この謝罪文を掲げる活動です。

わたしにとっては気付かされることが少なくありませんでした。

謝罪の活動を呼びかけたクリスチャン・シアンコ牧師

この活動は「ネイバーフッドチャーチ沖縄」のクリスチャン・シアンコ牧師が、県民と共感する思いを訴えようと、信者に呼びかけてこの行われたものです。

ネイバーフッドとは日本語では「隣人」と訳されます。本来は隣人愛、つまり無条件の愛を表すもののようですが、今回は本当に同じ街に住む「隣人」として、同じ思いを持っていることを伝えたかったのでしょう。

今回の路上での謝罪活動にはネイバーフッドチャーチ沖縄の信者の方々以外にも、共感したアメリカ軍人・軍属の方々も加わり、最大で100名の参加となりました。

メディアで伝えられない、沖縄でのアメリカ人の方々による活動

このアメリカ人の謝罪の活動は、ツイッターで知るまでメディアでの報道をわたしは目にしていません。

2015年の沖縄のアメリカ人在住者数は2443人(法務省:【在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表)ということで、そのうちの100名と言われると少ないのかもしれません。

でも、犯罪を起こす人物はもっと少ないです。

また、はっきり言って今回の活動をしたアメリカ人の方々は、全く謝罪する必要はないはずです。

これらを考えたとき、多くの人々はともに平和な社会を暮らしていこうと考えている、という思いが浮かんできました。

きっとこの他にも、アメリカ人として沖縄で暮らしていくための活動をしているはずですよね。

メディアでも基地問題や抗議活動は多く取り上げられていますが、その反面アメリカの方々のこういった活動は目にする機会が限られているように感じます。

まとめ

基地問題は基地問題として確実にあるものですが、今回の謝罪の活動はアメリカ軍の関係者が起こした事件をすぐに基地問題につなげることに疑問を持つ出来事となりました。

今回は偶然この活動を知ることができましたが、メディアや他人に頼るのではなく、自分から情報をとりにいくことも重要かもしれません。

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