高校入試当日のインフルエンザへの対応 かかってしまったらどうするか


高校入試直前ですが、インフルエンザが急速に広がっています。

そんな中、文部科学省はインフルエンザなどで体調を崩した生徒の救済策として、別日程での追試験を行うよう求める通知を出したということです。

一生に一度の高校入試です。

こういった対応は必要でしょう。

しかし、あくまで「通知」なので、実際に追試が行われるかは分かりません。

過去の事例や、実際に試験当日にインフルエンザにかかってしまった場合の対応策につてまとめました。

高校入試の追試験

文部科学省の2016年5月時点での調査によると、インフルエンザ等で入試を受けられなかった場合に別日で追試験を行っている自治体は、7府県4政令市(人数にして124名)しかありませんでした。

急激に増えることは考えられないので、まず追試験は予定されていないと考えていいでしょう。

ちなみにわたしの暮らす神奈川県では予定されていませんでした。

今後どうなるか分かりませんが、情報を集めるため、過去の事例を確認してみました。

2010年(平成22年)の高校入試

いくつかの都道府県で特別に追試験が行われたのは、2010年の新型インフルエンザ大流行の年でした。

予防接種をしていてもインフルエンザにかかってしまう生徒が多く、かかっていない生徒や家庭も不安な直前を過ごしていました。

その不安に対応する形で、一部の自治体がインフルエンザ等で試験を受けられなかった場合には別日での追試を実施することを決定したというわけです。

しかし、全ての自治体が追試を行ったわけではなく、多くの生徒たちがインフルエンザなどで受験を回避していたのでしょう。

追試を実施しなかった理由としては

  • 「公平性が保てない」
  • 「学校行事等もあり、日程が組めない」

といったものでした。

理屈は理解できるものです。

しかしここで重要なことは行わなかったことを責めるのではなく、この追試が実施できなかった問題を解決できているのかという点です。

おそらく進展のない自治体も多いでしょう。

文部科学省から各自治体に通知が渡ったのが2016年の10月だったそうです。

そこから追試に関する追加の通知があればいいのですが、現在のところある自治体では見当たりません。

今年も追試は期待できないものなのでしょうか。

万が一インフルエンザにかかってしまった場合に対応するために、できることをまとめます。

試験当日にインフルエンザにかかってしまった場合

万が一試験当日にインフルエンザがにかかってしまった場合には

1.まず在学中の学校(高校受験であれば中学校)に連絡する

2.動けるようであればなんとしても会場に行く

というのができる最低限の対処だそうです。

インフルエンザはうつってしまうものですが、中学校から高校側に連絡がいき、別室受験となります。

私立の場合などでは受験票を確認してください。

インフルエンザにかかってしまった場合の対応が書かれていたり、同封の書類があることが多いようです。

ない場合にはインターネット等で確認するのがいいでしょう。

体調不良の中受験をするとなれば、厳しい試験となるのは明らかです。

しかしこのとき、高校側に迷惑をかけることを心配する必要はありません。

追試験を行わない根拠の一つは、この別室受験で機会(チャンス)を確保しているからというものです。

高校側の迷惑は考えず、自分のためになんとか受験に行ってください。

しかし、本当に追試験がない場合は体調を崩さない以外の対策がないですね。

2016年度の公立高校入試で追試験のあった自治体

参考として2016年度の公立高校入試で追試験を行った自治体を挙げておきます。

  • 秋田県
  • 静岡県
  • 愛知県
  • 三重県
  • 京都府
  • 和歌山県
  • 徳島県
  • 静岡県
  • 浜松市
  • 名古屋市
  • 京都市

(文部科学省調べ。解答のなかった自治体もあり。)

本当に一部です。

今年の状況を見て、より多くの自治体が追試験を行ってくれることを期待します。

まとめ

神奈川県では2016年の入試時、インフルエンザで力が発揮できず、不合格となった生徒が自ら命を絶つという出来事もありました。

すでに風化してしまっているのでしょうか。

毎年感じることですが、この時期の入試は高校生に限らずインフルエンザ等のリスクが高いように感じます。

少し調べてみたところ、自治体によっては公立高校入試が3月の地域もあるようです。

たしかに、2月よりはインフルエンザのリスクは低いのでしょう。

しかし、今度は花粉症ですね…

出来る限りの予防をして受験に臨んでください。

今回は高校入試におけるインフルエンザへの対応についてまとめました。

最後までお読みいただきありがとうございます。