奈良生駒市大瀬中学校で中1男子生徒が熱中症に…原因や当時の状況は

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気温が高く熱中症が警戒される中の出来事でした。

当時の状況や、対処はどうだったのでしょうか。

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経緯

この出来事の経緯は報道によると

  • 8月16日(火)午前9時ころ、グラウンドで練習中のハンドボール部の中1男子生徒が熱中症で倒れてしまう
  • 9時20分頃消防署が119番通報を受け、学校に向かう
  • 8分後に救急車が学校に到着、この時ぐったりしているものの、まだ意識はあった
  • 病院に運ばれたがその後容体が急変
  • (この後一度より施設の充実した病院に移ったという情報もあり)
  • 8月17日(水)の未明に…

ということです。

問題になっているのは、

  • 気温が高く熱中症が心配される中、なぜ倒れるまでの練習をしていたのか
  • 対策はしていたのか
  • 救急車が到着までの8分間の間での対処はどうだったのか

などです。

1つずつ見ていきます。

なぜ倒れるまで練習をしていたか

大瀬中学校はハンドボールの強豪校として有名な学校ということです。

2009年のものですが、奈良県大会の決勝戦に進出した歳の動画がありました。

強豪校ということは練習も厳しいのでしょう。

一部の情報では体力づくりの持久走をしており、グラウンドを40分以上走っていたということです。

午前中とはいえ夏の日差しは強いので、すぐに高温になります。

当時(午前9時)の奈良県北部の気象状況は

  • 天気:晴れ(雲量は2)
  • 気温:29.9℃
  • 湿度:69%
  • 風速:1.4m
    参考:気象庁

となっていました。

外での持久走だとしたら、日陰ばかりを走っていることはないでしょう。

風はほぼなく、湿度も高めです。

かなり苦しい暑さだったことが伺えます。

この状況では熱中症になることも十分に考えられました。

そして、熱中症には気分が悪くなるなどの前兆もあると言われています。

もし本当に持久走をしていたとしたら、指導者の目の届かないところで頑張りすぎてしまい、倒れてしまったのかもしれません。

もちろん、熱中症の危険が予想されるので、指導者は十分な注意をするべきです。

加えて、指導法に無理がなかったか、問題とされている事実があります。

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対策はしていたのか

この点に関してはまだ報道されていません。

走っていた中1男子生徒はスポーツドリンクを持っていたという情報はあります。

しかし、練習中に飲むことはできたでしょうか。

強豪校ともなれば指導が厳しいこともありえます。

古い習慣かもしれませんが、持久走を自分で中断して水分補給をすることがしづらかったり、できなかったのかもしれません

危ないときには自己申告したり、自分で考えて対策がとれる状況になっていないとしたら、それは指導者として対策不足でしょう。

効率的な水分補給

熱中症対策として、以前話題になった大塚製薬のページを紹介します。

水分補給の必要性と、理屈を理解して効率よく水分補給をしましょうという趣旨のページです。

特に「自発的脱水」の項目が分かりやすく、ためになるので紹介しておきます。

  1. 発汗
  2. 体液量が減る
  3. 水だけ飲む(飲んだとしたら)
  4. 体液濃度が下がる(薄くなる)
  5. 一時的に喉の渇きが止まる
  6. 体液濃度を戻すために水分が出る
  7. 体液不足

脱水時は、水分とともに適量の塩分を取ることが重要です!

水分を取ればいいというわけではない、ということがよく分かりました。

救急車が到着するまでの8分間の対処は適切だったか

これもまだ報道はされていません。

必要なことしては

  • 涼しい場所に体を移す
  • 服の締め付けを緩める(風通しを良くする)
  • 手首や肘や膝の内側、脇の下、足の付根、足首の内側を冷やす
  • 経口補水液を飲ませる

などの応急処置が挙げられます。

現場でパニックにならずにこれらの行動を取ることが、命を救ったかもしれません。

実際はどうだったでしょう。

まとめ

  • ハンドボール部の練習中に中1男子生徒が熱中症で搬送されてしまう
  • 当時の気温は約30℃で、雲がほとんどない中の持久走をしていたという情報も
  • 学校はハンドボール部の強豪校だが、無理な指導ではなかったか
  • 熱中症対策や、119番をかけた後の対処はしっかり出来ていたのかも問題視されている

頑張ってしまう生徒は頑張りすぎてしまいます。

おそらくこの指導者はこれまで問題がなかったため、同様の指導をしてきているのでしょう。

しかし最近は気温が40℃を超えたりと、以前とは違っています。

さらに今回の男子生徒は1年生で、まだ初めての部活での夏休みでした。

まだ慣れていない部分もあったのかもしれません。

いろいろな面での配慮不足の可能性が指摘されています。

事実はどうあれ、繰り返すことのないような対策を求めたいです。

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