三重の公立高校 県外選手を入学させていた 問題点は?運動部偏重か

三重県の県立高校5校で、県外からスポーツに秀でた生徒を、県教育委員会のルールに違反して入学させていたことが分かりました。確かにスポーツなどの部活を頑張ることも高校時代の一つの大切な経験かとは思いますが、あくまで高校は勉強する場所ですよね。学校を有名にする以上にメリットがあるとはいえ、ルール違反までするのはやりすぎだと考えます。具体的にはどんなことが行われていたのでしょうか。

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保護者は県内に住む必要があった

違反が明らかになったのは三重県内の

  • 朝明高校
  • いなべ総合学園高校
  • 菰野高校
  • 四日市工業高校
  • 四日市中央工業高校

の5つの高校です。

三重県の教育委員会は三重県の公立高校に通う生徒の条件として、保護者が県内に在住することとしています。

しかし県外出身者の57人の生徒に確認したところ、49人の生徒の保護者は県外在住ということが分かりました。

とても比率が高いですね。

このルール自体あってないようなものだったのでしょう。

学校としては住所は必ず知っているはずなので、黙認ということですね。

なぜ県内に住む必要があるのか

昨年の夏の甲子園の際には熊本の秀岳館のメンバーがベンチ入りを含めて全員県外出身者ということで話題となりました。

この時は

  • 県の代表と呼べるのか
  • 応援するのも複雑な心境

などの批判はありましたが、

  • 規制するルールはない
  • 強豪校や施設の整った場所でやりたい選手もいる
  • プロを目指す場合などは将来が変わってくる
  • 県によっては県外選手だろうが気にしない

という論調が強く、たしかに複雑な気持ちにはなるが仕方ないという印象でした。

ところで今回問題になっているのは県立学校です。

つまり、税金によって運営されている学校なので、税金の負担者が県内にいないままで、県立学校に通うことは否定されるということなのでしょう。

公立学校へのスポーツ推薦

ところで、こういった生徒は推薦入試で入学するのでしょうか。

一部では事前に目をつけた生徒に部活の顧問が会いに行って入学を約束することがある。

つまり公立ですがスポーツ推薦のような形で入学が決まるということです。

厳密に言えばしっかりと何かしらのテストを受けた上で入学が決まるようですが、このようなルール違反をしている状況では、実際にはどのように入学が決まっているか分かりません。

そういえば千葉の高校のスポーツ部優先の入試も話題になっていましたね。

あくまで勉強をするのが学校です。

たとえば楽天の松井裕樹選手が通われた高校はかなり偏差値の高い学校ですが、野球がしたいがために一般受験を突破してくる生徒も多いそうです。

野球を頑張っているので勉強が疎かになっても仕方がないという考え方は、たしかにそうかも知れません。

しかし、勉強が疎かになっている状況で、県外の施設や指導者のいい公立学校に通いたいというのは欲張りすぎではないでしょうか。

高校受験は生徒の人生がかかっているかもしれませんが、全員が合格するわけではありません。

ある程度の制限を受けてしまうのは仕方がないことだと考えます。

学校側の対応

ルール違反と分かって、生徒はどうなってしまうのかと思いますよね。

学校側が生徒家庭に引っ越しなどを促すということです。

しかし中にはそう簡単にはいかない家庭もあるかもしれません。

公立学校なので費用負担を申し出ることもできないでしょう。

また「促す」という表現は、できればやってもらう、無理はさせられない、という印象をうけます。

しかし県の教育委員会のルールは変わらないでしょう。

特例などが認められるといいのですが。

退学などとなればこれこそ生徒の将来に関わってしまいます。

まとめ

多くの生徒が簡単に本当のことを答えたところを見ると、もしかしたら生徒はそれがルール違反だという認識がなかったのかもしれません。

つまり、学校も重要な事だとは考えずに黙認してきたということでしょう。

もしかしたらそれぞれの生徒にとっては大きな問題となってしまうかもしれません。

対応に注目したいと思います。

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