希望の党の失速理由は?若狭勝氏は当選どころか比例復活すら危うい?

【追記】

選挙区では自民党の鈴木隼人氏が当選し、

若狭勝氏は比例での復活もなりませんでした。


【追記】

速報では自民党の鈴木隼人氏と立憲民主党の鈴木庸介氏がトップで並んでおり、若狭勝氏は3位となっています。

選挙区での当選は厳しい状況です。


突然の衆議院解散に対し、「希望の党」が期待の政党として立ち上がった形でしたが、選挙戦を進める中で報道された内容は「希望の党の苦戦と失速」です。

そして幹部的な立場の若狭勝氏は当選すら危ういと伝えられています。

この希望の党と若狭勝氏の状況について簡単にまとめます。

希望の党

約1ヶ月前の9月25日、希望の党は小池百合子東京都知事により結成が宣言されました。

以前より小池百合子氏の周囲では新党結成の動きがあり、前衆議院議員の細野豪志氏や若狭勝氏がその中心的な役割をしてきました。

しかし、「希望の党」結成の発表は、細野豪志氏にも若狭勝氏にも伝えられておらず、突然のものだったようです。

幹部にすら情報を伝えないワンマンぶりが批判を浴びる中で、自民党に投票したくない人々の投票先としての期待も高まっていました。

希望の党の失速

しかし「希望の党」は急速に失速してしまいます。

東京ブロックの比例代表投票先のアンケートでは、希望の党に投票すると答えた人の割合が

10%以上も落ちているのが分かります。

現在では立憲民主党に負けてしまっている、という報道もあるほどです。

立憲民主党は10月3日の結成と、希望の党よりもさらに後にできましたが、単に新しいから立憲民主党が人気なのではなく、この原因は希望の党または小池百合子氏の側にあるとする意見もあります。

希望の党の失速の理由

希望の党が支持率を急速に失ってしまった原因としては

  • 希望の党の公約は受けのいいことを書いてあるだけ
  • 小池百合子氏の東京都知事としての職務状況に対する批判
  • 小池百合子氏が出馬するのかどうかはっきりさせない
  • 小池百合子氏がカタカナ語ばかり使って意味が分からない

などが言われています。

つまり「よく分からない」「煙に巻こうとしているのではないか」ということですね。

希望の党の公約は、ベーシックインカムや花粉症ゼロ、消費税増税反対などかなり話題になりました。

どれも実現すれば国民の暮らしはいい方向に変わっていくと考えられます。

しかし、実現可能性から言うと…どうなのでしょうか。

【追記】 小池百合子代表がベーシンクインカムの財源について 「財源は設計次第」 という旨の発言をしました。 これ...

また、小池百合子氏は東京都知事としての公務をキャンセルして選挙戦に臨んでいることも批判の対象になっています。

党首討論や応援演説などを行っている間は、都知事としての仕事は停まっているわけですから、批判は当然ですよね。

このように様々な問題があるようですが、ー番の原因は「排除する」発言だとも言われています。

小池百合子氏の「排除する」

小池百合子氏は民進党の代表だった前原誠司氏からの話を受けて、

民進党メンバーを希望の党から出馬させることにしました。

しかし、

政策など考え方の違う候補は希望の党からは出馬させない

という考えを

排除する

という表現で表してしまい、それが「偉そう」「威張っている」などという悪い印象を与えてしまったようです。

  • 誰でも入れる安い政党ではない
  • 決断力のある強いリーダー象

という考えのもとの発言だったともとれますが、言葉選びを間違えてしまったと見られています。

またこの言葉は「排除の理論」が小池百合子氏の頭にあり、つい口に出てしまったとも言われています。

“排除の理論”

雲行きは怪しくなっていた

小池百合子氏が希望の党を結成し、党代表としての行動を活発化させる中で、すでに雲行きは怪しくなっていました。

特に目立ったものには

  • 愛知県知事大村秀章氏の希望の党顧問就任内定の撤回
  • 音喜多駿都議・上田令子都議の都民ファーストの会からの離党

があります。

引用: 産経ニュース

9月30日、小池百合子氏は「三都物語」と称し、愛知県知事の大村秀章氏・大阪府の松井一郎氏(維新の会代表)との選挙協力が表明されていました。

そして大村秀章氏は希望の党の顧問に内定していたはずですが、「ミス」として撤回されています。

その後、大村秀章氏の選挙協力の取りやめとなり、「何かあったな」という印象でした。

引用:YOMIURI ONLINE

実際、「三都物語」として街頭演説に現れたのは愛知県知事の大村秀章氏ではなく名古屋市長の河村たかし氏でした。

また、小池百合子氏は都議会においても不信感を持たれていたようです。

小池百合子氏は都民ファーストの会の前代表で党に対して大きな影響力を持っていましたが、

  • 言論統制
  • ブラックボックス人事
  • 高い党費

などが都民ファーストの会の都議により指摘され、音喜多駿都議と上田令子都議の2名が離党しました。

とうとう音喜多駿都議会議員が離党されました。 離党会見が同じく都民ファーストの会を離党した 上田令子都議会議員と...

希望の党若狭勝氏

引用:時事ドットコム

この希望の党の劣勢は、幹部の若狭勝氏にも影響しているということです。

若狭勝氏はテレビにも出ていた弁護士の方ですね。

メディア露出を禁止される

若狭勝氏は党幹部としてテレビ番組に出演した際

小池百合子代表の出馬は次の次

という旨の発言をします。

これは

今回は政権交代を目指さない

という意味だと判断でき、頼りなさを示してしまった形です。

その結果、小池百合子氏よりメディア露出を制限され現在に至っていると言われています。

実際、若狭勝氏の姿は目にしませんね。

現在の情勢

その結果かどうか分かりませんが、現在若狭勝氏は相当な苦戦を強いられているようです。

若狭勝氏が出馬したのは東京10区ですが、報道機関などの調査によると自民党の鈴木隼人前衆議院がリードしており、立憲民主党の鈴木庸介氏にも迫られている状況だそうです。

もちろん比例代表の方にも立候補していますが、復活も危ない状況だそうです。

野党第一党すら危うい?

希望の党は立憲民主党に逆転を許している情勢で、野党第一党の立場すら危うくなっています。

もちろん多くの議席を獲得する見通しですが、当初の勢いは全くありませんね。

この混乱により、自民党はかなり有利に選挙戦を進めているとも聞きます。

希望の党の登場は、野党分裂を招いただけなのでしょうか。