鎌倉で赤潮発生 人体に影響や原因は?気が付かずに泳いでいることも

引用:毎日新聞

神奈川県の鎌倉 由比ヶ浜海水浴場で赤潮が発生しました。写真を見ると真っ赤なのが分かります。ところで海水浴場なので泳ぎに行くところですよね。赤潮が発生した場合泳いでも大丈夫なのでしょうか。

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赤潮

赤潮が発生したのは神奈川県鎌倉市由比ヶ浜の海水浴場でした。

赤潮は水中のプランクトンが大量発生することにより水が赤く着色されたようになる現象です。

プランクトン大量発生の原因は

  • 水の富栄養化
  • 水温の上昇

と言われています。

引用:鎌倉市の用途地域マップ

(緑が住居で、紫から青が工場です。)

水の富栄養化については、付近には工場は見られないようですが、多くの人が暮らす神奈川です。

人が暮らしていれば付近の海が富栄養化するのもありえるでしょう。

神奈川県内では相模原市で、同様に水の富栄養化を原因とするアオコの発生が報告されています。

参考 > よりよい環境のために – 神奈川県ホームページ

水温の上昇については、寒いところではプランクトンは少なく、暖かくなると増えるというものです。

つまり、暖かくなる春や夏にかけてプランクトンの異常発生=赤潮の発生が多くなるということですね。

逆に地球温暖化で植物性のプランクトンは減少しているとういう研究もあります。

プランクトンが大量発生することの問題

  • 水中の酸素を使いすぎてしまう→魚が死んでしまう
  • プランクトン自体が毒→魚が死んでしまう

などがあり、主に海産業に影響を与える印象です。

では、人体に対する影響はあるのでしょうか。

遊泳禁止に?

調べてみたところ海外では赤潮の発生で遊泳禁止となったケースもあるようです。

しかし、理由については

強烈な臭がして近づくだけで気分が悪くなるため

としているのみです。

これに対しオランダの国立海洋研究所は

「藻の色素が酸素と接触することで化学反応を起こし発光しているだけ。ときどき皮膚や気管に炎症をおこすこともあるが、それほど危険ではない。」

引用:ポートフォリオ・ニュース – オランダの海岸、赤潮発生で遊泳禁止

と、大げさだとしています。

ときどき皮膚や気管に炎症をおこすことをどれほどのものとして捉えるかで違ってきそうですが、そもそも赤い海で泳ぐのは気分的に嫌ですよね。

赤潮は自然の一部

しかし、この赤潮自体は人間が関わらなくとも自然の中で何度も起きてきたもののようです。

参考 > e-book20160330.pdf

こちらの解説では例として瀬戸内海があげられていました。

瀬戸内海を航行すると印象は大きな川のようなもので、人間の社会ととても近いことが分かります。

以前瀬戸内海でも富栄養化が問題となり対策が講じられてきましたが、対策後でも年間100回程の赤潮が発生しているということです。

つまり、自然現象の一つなのでしょう。

きれいな海

一見赤潮は「汚い」という印象を持ってしまいますが、裏を返せばプランクトンがいるということです。

そしてプランクトンは海に暮らす生物、そして人間に至るまで食物連鎖の根本を担っています。

プランクトンの豊富な海水は漁業にとっては豊かな海といえるということですね。

たしかに、青い、透き通った海をきれいな海と思ってしまいますが、逆に言えばそれは海産資源の豊かさには乏しいものとも言えます。

漁業的には透き通った海よりもプランクトンの豊富な海の方がいいということになりますね。

まとめ

赤潮の想像以上の赤さに驚きましたが、赤潮自体には大きな問題はなさそうですね。

たしかに人為による富栄養化となれば問題ですが…

また、あの赤さも上空からの撮影だからこそで、間近で見る赤潮はちょっと濁った海程度だそうです。

気がつかないで泳いでいることもあるそうですよ。

たしかに、あまり赤さが伝わってきませんね。

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