
今年も水戸偕楽園の梅まつりが開催されますね。
今回は水戸偕楽園の梅まつりの楽しみ方についてお伝えします。
もしまだ行ったことがないという方は、ぜひ参考にしてください。
追記)記事がとても長くなってしまいました。
目的の情報へは「目次」より一気に飛んでいってください!
水戸偕楽園と梅まつり
偕楽園は茨城県水戸市にある日本三大名園の一つで、1842年(天保13年)に当時の水戸藩第9代藩主徳川斉昭(なりあき)によって造られました。斉昭は最後の将軍第15代徳川慶喜の父としても有名ですね。
偕楽園という名前は、領民と「偕(とも)」に「楽」しむ場にしたいという思いでつけられたといいます。
梅まつりは偕楽園と隣接する弘道館で毎年2月下旬から3月末まで行われる、梅の花を中心にしたお祭りです。
園内には約100種類3000本の梅が植えられており、おまつり期間中は様々なイベントも開催されるとても華やかなお祭りです。
いかがでしょうか。興味が湧いてきたでしょうか。
ここで日程やアクセスなど基本情報をお伝えします。
水戸偕楽園梅まつり基本情報
日程・時間・入園料・お問い合わせ先
開催期間
- 2017年2月18日(土)〜3月31日(金)
時間
- 偕楽園本園:6時00分〜19時00分
- ライトアップ時:6時00分〜21時00分
- 好文亭:9時00分〜17時00分
入園料
- 偕楽園本園:無料
- 好文亭:大人200円、小中学生100円、70歳以上無料
お問い合わせ先
- 水戸市観光課 029(224)1111
- 水戸観光案内所 029(221)6456
- (一社)水戸観光協会 029(224)0441
アクセス
所在地
- 水戸市常磐町1-3-3
地図
交通情報
電車・バスの場合
- JR常磐線「水戸」から水戸駅北口偕楽園行きバス(約20分) 運賃240円
- JR常磐線「偕楽園臨時駅」徒歩約8分
※偕楽園臨時駅は梅まつり期間中の土・日・祝日 9時10分〜15時30分のみ開設の臨時駅です。
乗用車の場合
- 常磐自動車道「水戸IC」から約20分
- 北関東自動車道「茨城町東IC」または「水戸南IC」から約20分
駐車場
- 偕楽園下駐車場152台 料金500円(1日)
駐車場はすぐに満車になってしまうことが予想されます。
コインパーキング等周辺の駐車場を利用することも選択肢にしておきましょう。
水戸偕楽園梅まつりの見どころ
陰の世界と陽の世界
梅まつり期間中に限りませんが、偕楽園には歩き方というものがあります。
それは「陰から陽への変化」や「陰と陽の調和」と言われます。
創建当時の偕楽園には東門はなく、表門(正門)から入るのが一般的でした。
表門から一の木戸を抜けると、孟宗竹林、大杉森、クマザサが茂る幽遠閑寂な「陰の世界」が広がります。
そしてさらに、その先へ進んでいくと好文亭が現れ、見晴らしがよく開かれた「陽の世界」を感じることができます。
斉昭公は「偕楽園記」のなかで、「陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ」 と書き表しています。
陰から陽へ、正しい順路で歩けば、偕楽園本来の姿を知ることができます。
お越しの際にはぜひ、表門からのルートを歩いてみませんか。
引用:偕楽園の歩き方 ~表門ルート 陰から陽へ~ | 梅の芳香と歴史の景勝地 偕楽園 | 茨城県営都市公園オフィシャルサイト
つまり、陰と陽の2つの魅力を順に味わうことが偕楽園の楽しみかたの一つということになりますが、それが切り替わるポイントが「好文亭」となります。
引用:【祝】弘道館・偕楽園が日本遺産の認定を受けました! | 梅の芳香と歴史の景勝地 偕楽園 | 茨城県営都市公園オフィシャルサイト
好文亭は徳川斉昭が設計した、茶会場・休憩所です。
梅の季節はもちろん梅が、その他の季節はその季節ごとの美しい景色が見られる場所です。
梅まつり期間中は人出のためになかなか入れませんが、訪れる価値アリなのでぜひ時間をつくってください。
マップなどを含めた偕楽園の歩き方詳細については以下の資料を参考にしてください。
偕楽園の歩き方PDF(PDFファイルが開きます)
ライトアップイベント
偕楽園 光の散歩道
引用:ライトアップから梅酒まで…水戸の梅まつり注目のイベント7選 | 観光いばらき(茨城県の観光情報ポータルサイト)
- 3月3日(金)〜3月20日(月)
各所がライトアップされ、夜の梅が楽しめます。
夜・梅・祭 2017
引用:ライトアップから梅酒まで…水戸の梅まつり注目のイベント7選 | 観光いばらき(茨城県の観光情報ポータルサイト)
- 偕楽園:3月11日(土) 18時00分〜21時00分
- 弘道館:3月4日(土) 18時00分〜21時00分
キャンドルディスプレイと花火のイベントです。
偕楽園と弘道館の両方で開催されます。
その他のイベント
梅まつり期間中はその他にも、黄門様に会えるなど、本当にさまざまなイベントが予定されています。
イベントが紹介されたパンフレットPDFのリンクを貼っておきます。
梅まつりを訪れる前にぜひチェックしてください。
水戸の梅まつりパンフレット(PDFファイルが開きます)
ショッピング・お食事処・トイレ情報
ショッピング・お土産情報
偕楽園 見晴亭
偕楽園東門から入ってすぐの場所に位置する偕楽園 見晴亭では茨城の銘菓や名産品が約700種類集められています。
偕楽園を象徴する梅土産や水戸の名産納豆が人気商品です。
お食事処
偕楽園レストハウス
偕楽園すぐそばのレストランと言えば偕楽園レストハウスです。
東門のすぐ南にあり、月見亭とも近いので、買い物をしてからお食事でも、お食事をしてから買い物でも、どちらでも便利です。
とう粋庵
東門から千波湖方面に徒歩約5分の位置にある和食料理店です。
和の風情をモチーフにしたネオクラシカルな庵(いおり)、それが『とう粋庵』
季節ごとの旬の味覚を味わえますが、春の季節はあんきもサラダや納豆の巾着揚げ、茨城県産のまごころ豚の梅しゃぶと、その後のお茶漬けが楽しめる「春ひかり」(2500円)が大人気です。
トイレマップ
園内のトイレマップを紹介します。赤と青のトイレマークを目印にしてください。
引用:偕楽園公園ガイド
偕楽園の梅の開花情報
偕楽園には約100種の梅があるため、梅まつり期間中であれば常に満開の梅を楽しむことができるでしょう。
開花状況が気になる場合には、公式サイトで開花状況が報告されています。
そちらをチェックしてください。
水戸偕楽園の梅まつりの様子
最後に水戸偕楽園の梅まつりの様子を動画で紹介します。
雰囲気ありますね。
まとめ
いかがでしょうか、日本三大名園の一つ偕楽園で行われる梅まつりに興味が湧いてきたのではないでしょうか。
また梅の季節に限らず偕楽園は美しく素晴らしい場所です。
機会のある際にぜひ訪れてみてください。
今回は水戸偕楽園の梅まつりについて紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございます。