ISと戦うスナイパー女子大生に懸賞金100万ドルがかけられる

引用:Joanna Palani says she is sniper who fights ISIS in Syria | Daily Mail Online

写真で銃を構える女性はデンマークの大学に通っていたJoanna Palaniさん(23歳)です。彼女は現在スナイパーとしてISと戦っています。

Joanna Palaniさんは100人以上のIS兵士を倒し、そのため彼女の首には100万ドルの懸賞金がかけられています。さらに、デンマークにおいても彼女はテロリストとされてしまい、国に帰れない状況です。

なぜ女子大生がISと戦うことになったのでしょうか。今回はJoanna Palaniさんについてまとめました。

クルド人女性兵士としてのJoanna Palaniさん

Joannaさんは1993年に湾岸戦争によるイラク・ラマーディーの国連難民キャンプで生まれました。Joannaさんはクルド人ということです。

3歳のときにデンマークに渡り戦争とは関係のない暮らしをしていましたが、9歳のときクルド人として銃の扱い方を学びます。

2014年にISと戦うクルド人の戦線に加わるために、彼女は大学を辞めてイラクに向かいました。

「ヨーロッパの安全を守りたい」

その思いでISとの戦闘を続け、スナイパーとして100人以上のIS兵士を倒しました。

2015年、デンマークに一時帰国しますが、そこでパスポートを没収され、海外渡航が禁じられてしまいます。これはデンマークが国民に中東のテロ組織に加わることを禁じているためです。

2015年の夏、極秘シリアへと再び渡り、現在もスナイパーとして戦闘に加わっていますが、彼女の首にはISからは100万ドルの懸賞金がかけられ、デンマークからも「テロリスト」として認定されてしまっています。

Joannaさんは「渡航禁止令を破って申し訳ないけれど、ISISがクルド人にしたように、 ヨーロッパの国々を脅かすのを指をくわえてみているわけにはいかない」と語っています。

クルド人とISの衝突

クルドはトルコやイラク、シリア、イランに暮らす中東の遊牧先住民で、国家を持たない民族です。その人口は3000万人と言われています。

国家は持ちませんがクルディスタン自治区という地域がイラクの北部にあります。

ISとの衝突はISがこのクルディスタン自治区を攻めてきたことがきっかけでした。

クルド人の女性兵士

クルド人の軍隊は最新鋭の兵器で武装したペシュメルガと女性兵士の存在が特徴です。

特に女性兵士に倒されることは、ISの兵士にとってはこの上ない不名誉とされます。ISが100万ドルの懸賞金をかけることからも、ISの女性兵士に対する考え方が伺えますね。

以下にクルド人の女性兵士のインタビュー動画を紹介します。彼女はISとの戦闘で絶体絶命の危機に陥り、無線で「さよなら」と告げた後最後の銃弾を自分に向けました。

まとめ

時折、ISの勢力が衰えたという報道を目にしますが、現在も自爆テロの報道などもあり、解決とは程遠いようです。またアメリカがISへの空爆に劣化ウラン弾を使用したという報道もあります。さらに問題が複雑になっていくでしょう。

戦闘は平和的ではありませんが、平和に向かうためには必要なのかもしれません。Joannaさんにとってはスナイパーとして戦うことが一番重要なことと信じて、危険を覚悟して行動しているのでしょう。

今回はISと戦うクルド人の女性兵士Joannaさんについてまとめました。

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