茨城中3生徒のいじめ問題が隠蔽?「事故」と報告された理由は?

茨城県の中学校で2年前に、当時中3の生徒が自ら命を断った出来事があったそうです。

その際に学校側は「事故」として生徒達に報告し、その後「いじめは関係なし」という結論が出されましたが、それが隠蔽ではないかとして批判を浴びています。

スポンサードリンク

経緯

出来事の経緯は以下のようになっています。

2015年

  • 11月10日 生徒が命を断とうとする
  • →病院に搬送される
  • 11月11日 病院で帰らぬ人に
  • →市教委は事実は伝えない方針を決定
  • 11月12日 全校集会「事故」と説明?
  • 11月16日 両親が日記を見る
  • →学校に調査を求める
  • 12月7日 学校でアンケートを実施
  • →しかし「いじめ」には触れず

2016年

  • 3月16日 市教委「いじめによる重大事態ではない」
  • →ここではじめて真実を公表

というものです。

市教委が『事故」とした理由は

  • 受験を控えた生徒への影響を考えた
  • 両親も了承している

というものです。

そして、いじめの疑いが生じたのは

「いじめられたくない」

「ぼっちはいやだ」

という言葉を日記の中に見つけたためでした。

問題となっているのは

  • 他の生徒への影響を理由に真実を隠していたこと
  • 事情が分からないままでのアンケーをもとに結論が出されたこと

です。

学校が考える「影響」とは

問題が発生したのは中3の11月でした。

つまり多くの生徒が高校受験を控えている時期です。

「他の生徒への影響を考えて、事実を隠した」

ことは個人的には理解できます。

まだ受験まで3ヶ月ほどあると考える方もいるかもしれませんが、学校では2学期期末試験の時期です。

つまり、受験の大半を決める成績がつく試験で、生徒によっては相当ナーバスになっている時期でもあります。

また、生徒の個人差で、影響を受けやすい場合もあるでしょう。

学校側としては、考えるべき一つの選択肢だったと考えます。

しかし、現在言われていることの中には

加害者をかばったのか?

という声があります。

つまり、

  • いじめであれば加害者がいる
  • 事故と報告したら彼らに原因は伝わらない
  • 関係ないと思えば影響はほとんど無い
  • 同時に調査も進まなければお咎めなし

というものです。

「死に損にならないようお願いしたい。ちゃんと調べてほしい」

引用:Yahoo!ニュース

これはお母さんが学校に調査を求めて言った言葉だそうですが、

命を落とした生徒も、このことによって伝えたいものがあったのかもしれません。

つまり、伝えたいことは、自分を取り巻く人の糾弾だった可能性もあるでしょう。

真実を隠したまま調査になるのか

今回の調査結果は

いじめによる重大事態ではない

というものでした。

つまりこの生徒が命を落としたことといじめとは全く関係がないというものです。

しかしこれには、

アンケートを受けた生徒が真実を伝えられていない

という問題点が指摘されています。

もちろん調査したのは第三者委員会で、

アンケートの他にヒアリングもしているということですが、

議事録には非公開が多く、結論の経緯は明らかにされていません。

現在は結論は撤回され、新しい第三者委員会がつくられています。

時間はかかってしまいそうですが、納得のいく調査を期待します。

まとめ

調査の目的は結論ではなく、事実関係だと考えます。

どういう状況で、どういうことが起きていたのか、

2年というかなりの時間が経過していることもあり、真実を突き止めることが難しくなってしまっている感があります。

隠蔽の意図はあったのか、それを含めて調査を期待します。

スポンサードリンク

シェアする

フォローする