乳児に蜂蜜を与えボツリヌス食中毒?他に食べてはいけないものは

東京都足立区で生後5ヶ月(6ヶ月という報道も)の男児が蜂蜜で乳児ボツリヌス症により命を落としてしまいました。国内では初の出来事だそうです。蜂蜜を乳児に与えてはいけないことを家族は知らなかったということです。詳しく見ていきます。

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蜂蜜は体にいいと思っていた

この男児の家族は蜂蜜を与えていた理由を「蜂蜜は体にいいと思っていた」と話しているようです。

報道されている経緯をまとめます。

  • (1月頃)離乳食として蜂蜜を混ぜたジュースを与えられていた
  • (2月16日)せきや鼻水を流すようになった
  • けいれんや呼吸不全を起こして救急搬送
  • (2月)入院中の医療機関から保健所に連絡
  • (3月)乳児ボツリヌス症と診断される
  • (3月31日)

入院先の医療機関から保健所への連絡は、

「入院している男の子に神経症状が出ていて、離乳食として蜂蜜を与えられている」

というものです。

状況から蜂蜜による食中毒の可能性を考え、病院(医師)の「食中毒を診察した場合は最寄の保健所長に報告する。(食品衛生法第58条)」という義務に従ったのでしょう。

参考 > 食品衛生法

なぜ知らなかったのか

乳児に蜂蜜を与えてはいけないことが、一般的かどうかは置いておいて、なぜ蜂蜜を与えてしまったのでしょうか。

たしかに、大人だとしても知らない可能性はあるでしょう。

しかしそれ以外で考えられることとして、もしかしたら大人ではなく、兄弟など子どもが蜂蜜をあげていたという可能性も考えられます。

今のところ男児に蜂蜜をあげていたのが家族とのみ報道されており、保護者や親という報道は目にしていません。

乳児に蜂蜜を与えることの危険

乳児に蜂蜜を与えると、乳児ボツリヌス症という食中毒になってしまう可能性があります。

乳児ボツリヌス症とは

  • 土壌などにあるボツリヌス菌がミツバチに付着する
  • 蜂蜜にもボツリヌス菌がついてしまう
  • 乳児がボツリヌス菌を食べてしまうと
  • まだ大腸菌などが未熟なため
  • 大腸でボツリヌス菌が増殖
  • 菌が出す毒素で発症してしまう

症状です。

原因は大腸内で繁殖してしまったボツリヌス菌が引き起こす症状なので、増殖した菌を食べてしまうことによるボツリヌス食中毒とは違うようです。

また乳児ボツリヌス症により体に起こる不調は、便秘、筋力の低下、などだそうです。

ぐったりしてしまうんですね。

他に食べてはいけないもの

その他乳児期にはアレルギーを引き起こす食品は食べないようにします。

蕎麦ピーナッツ(落花生)が代表的ですね。

また黒砂糖も食べないようにします。

これは蜂蜜と同じでボツリヌス菌が含まれているおそれがあるためです。

離乳食を始める時期

3月31日の時点が生後6ヶ月として、離乳食として蜂蜜を混ぜたジュースを与えられていたのは生後4ヶ月せきや鼻水を流すようになったのは生後5ヶ月です。

生後4ヶ月では離乳食を始める時期が早い気がしたため調べてみたところ、たしかに一般的な時期は5〜6ヶ月でしたが、生後4ヶ月で離乳をはじめられる方も一定数おられるようです。

参考 > 離乳 – 厚生労働省

また、報道では蜂蜜を混ぜていたものが市販のジュースとされていました。

一般的なジュースは離乳に適さないそうですが、果汁100%のジュースなどは舌触りや味がついていることから離乳食にはてきしているそうです。

まとめ

こういった報道があることで乳児に与えてはいけない食べ物があることを初めて知った方もいらっしゃると思います。

一般的には母子手帳や乳幼児健診の際に情報を得ていくようです。

今後同じようなことがないように、注意していきましょう。

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