イギリスEU離脱派の公約はウソ?3億5千万ポンドも移民ゼロも撤回で批判

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3億5千万ポンドを訴える広告バス 出典:razones por las que el Brexit se impuso en el referendo en Reino Unido

イギリスのEU離脱問題にイギリスでは政治的混乱が続いています。

残留派の国民投票のやり直しを求める署名が350万人を超え、

なおも増え続ける模様です。

そんな中でEU離脱派の公約はウソだった

もしくは、大げさに宣伝されたものだったという話が出てきました。

詳しく見ていきます。

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毎週3億5千万ポンドの根拠

離脱派のアピールポイントの一つに、

「EUには週になおして3億5千万ポンドのお金を支払っている

EUから離脱すればこの費用がかからなくなり、

イギリスの国営医療サービスに回せるようになる」

というものがありました。

上記サイトの情報によれば、

イギリスは2015年EUに対して約178億ポンドの資金提供をしています。

これを週になおすと約3億5千万ポンドとなるというアピールです。

しかし、これは「ウソ」だったと、

離脱派英国独立党のファラージ党首が認めてしまいました。

何が「ウソ」なのか

EUの加盟国がEUからお金をもらうのと同様に

イギリスも補助金等としてお金を受け取ります

上記資料によると2015年は約63億ポンドとなっています。

つまり3億5000万ポンドを送ったとしても、

返ってくるる分があるので、

実質は「週1億数千万ポンド」だそうです。

計算が少し合わない部分もありますが、

問題は正確な額というよりも、

3億5千万が意図した誇大広告だったという点です。

さらに国民は、投票前はこの浮くはずのお金で

国民医療サービスの充実が図られるものと思っていました

しかし離脱が決まると政治家たちは

国民医療サービスへの支出はあくまで可能性の話」として

実際の用途はどうなるか分からないという説明をしはじめています。

これだけでも残留派の運動が勢いづき、

場合によっては離脱派も考えを変えるかもしれません。

そんな中、移民についても公約とは違う説明が始まっています。

移民ゼロ→少しだけ管理できる

国民投票後の24日、離脱派の欧州議会議員がテレビ番組で

移民がゼロになるわけではなく、少しだけ管理できるようになる

と語りました。

たしかにゼロは表現で、

実際には「厳しい移民政策」をとるというものでしたが、

「少しだけ管理できる」

という表現ではなかなか納得できません。

このような消極的表現になってしまった理由は、

EU離脱後のイギリスがEUとの自由貿易協定を結ぶための条件として

人の移動の自由」が出されるかもしれないという

先を考えたものと見られています。

まとめ

  • イギリスで国民投票のやり直しを求める残留派の署名が350万人を突破
  • EUを離脱すれば週に3億5千万ポンドがうくはウソ
  • 実際には1億数千万ポンド
  • 移民ゼロも撤回→少しだけ管理できるように
  • 移民政策は今後のEUとの自由貿易協定を見据えたもの

EUへの支払いの件については投票前からかなり怪しいとされていました

しかし、こんなにすぐにあっさりウソと認めてしまったことに驚きです。

たしかに不可能なことを言ってしまったということもあるかもしれませんが

ウソをついてしまったならそれなりの努力をして、

その上で国民に伝える形でもよかったかもしれませんね。

EUとの自由貿易協定は考えないといけないものですね。

ただし、公約として移民ゼロをうたっていた以上、

その方向で自由貿易協定を結ぶ手段を探すべきだと考えます。

全体的に、国民投票後のプランが不足しているように感じてしまいますね。

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