日テレ土9時ドラマ枠廃止の理由は?後番組は『嵐にしやがれ』

日本テレビで土曜夜10時から放送されている『嵐にしやがれ』が1時間繰り上がって土曜夜9時からのスタートになるようですね。

この決定を受け、相葉雅紀は「4月から、なんと土曜21時に引っ越しすることになりました。僕たちも子どもの頃から慣れ親しんだ時間なので、今よりももっとみなさんに見ていただけるのではないかと期待しています。特に小さいお子さんにとっても、明日を気にせずに見られる時間ではないでしょうか」と語り、「僕の出演する『志村どうぶつ園』から、家族揃って、ぜひ土曜の夜を楽しんでもらえたらと思います!」と視聴者にメッセージを送った。

引用:『嵐にしやがれ!』が枠移動!相葉雅紀「土曜の夜を楽しんでもらえたら」 – Ameba News [アメーバニュース]

この移動で土曜夜の日テレは

  • 7時台:『天才!志村どうぶつ園』
  • 8時台:『世界一受けたい授業』
  • 9時台:『嵐にしやがれ』

となりバラエティ3本立ての3時間となります。相葉さんの仰る通り「家族揃って楽しめる3時間」になるでしょう。

…しかし、ということは、

日テレ土9のドラマ枠は廃止ということですか?!

なぜこんなことになってしまったのでしょうか、理由を調べてみました。


【1/16 追記】

『土9』ではなくなりますが、土曜のドラマ枠は10時〜に移動し、継続するということです。

一安心ですね!

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『土9』ドラマ枠の廃止の理由

日本テレビの土9といえばドラマです。わたしが子供の頃からもう20年以上と思っていたら、1973年の『さよなら・今日は』という作品からもう40年以上続くドラマ枠だったんですね。それだけ伝統と親しみのある土9が移動することになった原因は何だったのでしょうか。

視聴率の低下?

番組改編となると、原因として考えられるのが視聴率です。視聴率がよければゴールデン帯に番組が移動したり、悪ければ深夜帯に移ったり、場合よっては打ち切りになりますよね。

そこで『嵐にしやがれ』の12月の視聴率を調べてみると、8%台〜11%台だったそうです。たしかに、同じ日本テレビ日曜夜7時からの『鉄腕ダッシュ』が毎回20%近い視聴率を獲得しているのと比べると見劣りはしてしまいますが、ある程度の数字には感じられます。

それに対して、『土9』の視聴率はどうでしょうか。クールごとにドラマが変わるのでタイトルごとに見てみると、

  • 4月クール:『お迎えデス。』平均視聴率7.9%
  • 7月クール:『時をかける少女』初回視聴率9.4%、2話目以降は4〜6%
  • 10月クール:『THE LAST COP/ラストコップ』平均視聴率8.3%

視聴率はWikipediaより引用

となっていました。こちらは一時期と比べると勢いが衰えていますね。土9の平均視聴率トップは2005年の『ごくせん(2期)』で28%でした。2016年は特に7月クールが苦戦したようです。

ただ、視聴率だけを比較してみても『嵐にしやがれ』と『土9』とに、大きな差は感じられません。

『土9』の苦戦が『嵐にしやがれ』に影響してしまっている?

土曜夜の日本テレビの番組は『土9』→『嵐にしやがれ』の放送順番です。伸び悩んでいる様子の『嵐にしやがれ』の視聴率ですが、これは前番組の『土9』ドラマに影響されてしまった結果であり、ある意味『土9』が足を引っ張っているという考えもあるようです。

データを見てみると『土9』ドラマが苦戦した7月クールでは『嵐にしやがれ』の視聴率も一時7%台まで低下していました。

ただしこれには反論もあるようで、よく引き合いに出されるのが2012年大野智さん主演のフジテレビ『月9』ドラマ『鍵のかかった部屋』だそうです。このドラマは初回の視聴率が18%とかなりの数字を出しています。しかし当時の『月9』の前番組は『HEY!HEY!HEY!』であり、その日の視聴率は7%しかなかったそうです。つまり、7%→18%と2倍以上の視聴率の変化があったということで、前番組の視聴率が次の番組の視聴率に影響するとは言い切れないということです。

『世界一受けたい授業』の視聴率を引き継ぎたい?

逆に『世界一受けたい授業』の高視聴率を引き継ぎたい、という考えもあるようです。

『世界一受けたい授業』は土曜夜8時台の『土9』の前の時間の放送番組です。その視聴率は約12〜15%と比較的高く安定しています。たしかに、どうしてもCMを挟む以上視聴率は簡単に引き継げるわけではありませんが、[バラエティ→ドラマ]よりも[バラエティ→バラエティ]の方が、視聴者層が同じになり、視聴率を引き継ぐ可能性も出てくるでしょう。

ただしこれも簡単にはいかなそうです。というのも、テレビ朝日がこれまで土曜夜9時から放送していた『土曜ワイド劇場』の時間帯で、高島彩さんをキャスターにした『サタデーステーション』という報道番組を開始する、という改編をします。そうなると、バラエティとは言っても教養寄りの『世界一受けたい授業』を視聴する層は、もしかしたら『サタデーステーション』へと移ってしまうかもしれないというのが理由です。

これらから見えてくるもの

現状を見てみると、改編そのものに決定的な理由は見当たりません。しかし改編をきっかけに変化を見せたいという考えが見えてきます。その目的は『嵐にしやがれ』の成長でしょう。

わたしの印象では『嵐にしやがれ』は国民的アイドルが出演することや時間帯を見ると、もっと視聴率を取れる番組です。しかし、そこそこの位置に留まってしまっているのが現状です。昨年末にはもう一つの国民的アイドルであったSMAPが解散し『SMAP×SMAP』は終了しました。その一にとって替われる位置にいるのがこの嵐ではないでしょうか。

『嵐にしやがれ』を成長させるために、悪い影響となるかもしれないドラマの後ろから、少しでもいい影響を受けられそうな高視聴率番組の後ろに位置をうつす。そして番組内容を含めリニューアル感を出し、新しい視聴者を獲得していく。わたしにはそう思えてきました。

まとめ

『土9』のドラマ枠が廃止されることは個人的にはかなり残念です。子供の頃は(当時は『土9』なんて呼び方はありませんでしたが)『土9』から『夜もヒッパレ』を見るのが土曜の夜というものでした。印象に残っているのが香取慎吾さんと深津絵里さん主演の『透明人間』と堂本剛さんと仲間由紀恵さん主演の『君といた未来のために』、あと草なぎ剛さん主演の『フードファイト』です。事情があって再放送がないものが多いですが、楽しみに見ていました。機会があったらぜひ御覧ください。

たしかに残念ですが、ここまでやるのであれば『嵐にしやがれ』もきっともっと素晴らしい番組になっていくのでしょう。期待しておきましょう。

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