『劇的ビフォーアフター』で建築費支払い訴訟!匠が設計した家とは

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出典:大改造!!劇的ビフォーアフター

テレビ朝日で放送中の『大改造!!劇的ビフォーアフター』で、建設会社が追加工事費の支払いを求めて提訴するという報道がありました。

放送されたのは2014年7月のことで、番組内では予算内に収まったことになっています。

番組内では材料をサービスしてもらい無料でもらってきたりすることもありましたよね。

実は予算オーバーしていたということなのでしょうか、残念です。

問題となっているのはどの家で、こうなってしまった原因はどこにあるのでしょうか。

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2014年7月27日の放送

問題となっているのは「孫がハイハイできない家」としてリフォームがされた家でした。

「孫がハイハイできない家」

RC造2階建て 築約50年リノベーション

築50年のコンクリートの建物 喫茶店として利用されていた。息子夫婦の同居を期にリノベーション

中央を減築し、中庭を設置。光と風、壁面緑化ろ通じて親子のコニュニケーションがおこる。

耐震補強:減築による躯体の軽減(ダイエット)+RC壁量+3M製 制振ダンパーの設置により 地震力を30%吸収

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引用:huzz

ビフォーの面影は全く無い、

木の素材感が素敵な、開放感のある建物になりました。

まさに大改造ですね。

匠の浅井裕雄氏プロフィール

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出典:人人ネット

  • 「価値ある素材の目利き」
  • (有)裕建築計画代表
  • 一級建築士

この回の匠は浅井裕雄氏でした。

キャッチフレーズは素材に力を入れているようですが、他の匠からは空間利用のアイディアに評価が集まっていました。

住まいの環境デザイン・アワード2016でも「一般の住宅では獲得できないおおらかなスケールの空間を創出している。」とやはり空間利用での入賞です。

空間利用も得意とされているのでしょう。

誰が悪いのか

状況を整理すると

  • 訴えを起こす:建設会社
  • 訴えられる:匠(建築士)番組(制作会社)
  • 訴えの理由:追加にかかった費用の未払い
  • かかった費用:予算2,500万→5,000万
  • 支払い:全て施主(依頼者)
  • 気になる点:番組内では予算内とされている

という状況です。

すでに様々な意見があり、それぞれに問題があるとされています。

1つずつ見ていきます。

建設会社

今回は訴えを起こす側ですが

予定外の工事となる前に施主や制作会社と協議をしなかったようです。

契約時の覚書では工事費が予算を超過する恐れが生じた際には協議をするはずでした。

匠(建築士)

予算内に収まるプランを提示するか、予算の増加を要求するべきだった。

しかし番組のつくりからして施主(依頼者)には伝えられない、そのため建築費の増額が番組(制作会社)任せになってしまったのではないか。

建設会社は匠の指示に従って工事を進めていただけの可能性もある。

番組(制作会社)

依頼を受けた側として施主(依頼者)に費用のことを告げていたのか。

匠だけでなく建設会社とも密接な連絡がとれていたのか

元をたどると、建設会社と番組(制作会社)との連携不足が大きな要因のようですね。

最終的には工事の実施が建設会社の勝手なのか、それとも指示通りなのかそこが重要になってきそうです。

5,000万円という費用

匠のデザインによりリノベーションされた家は本当に素晴らしいものです。

しかし費用の5,000万円という数字を見ると

新築で、さらに立地のいい場所に建てられるのではないか

つまり5,000万は高すぎるという意見も出ています。

今回の建物は岐阜の建物でした。

ざっと見たところ岐阜市の新築5LDKは2,500万〜3,500万円です。

たしかに諸費用込みでも5,000万円あれば十分そうです。

匠の設計監理費

費用に関してはもう一つ、ビフォーアフターの企画で(匠)建築士の設計監理費についての疑問があります。

つまり、匠は設計監理費をもらっているのかということです。

一般的にデザイン料は総工費の10%ほどということですが、それがあるかないかではかなり違ってきます。

もらっていなかったとしても、テレビで宣伝していると思えば安いもの

確かにそうとも考えられます。

実際に放送の直後には問い合わせはかなり増えるそうですが、

設計監理に関わる費用を伝えると、あまりの高額さに契約が成立しないことがほとんどだそうです。

この点でも番組に対する疑問が浮かび上がります。

まとめ

  • 『劇的ビフォーアフター』の追加の建設費用をめぐって提訴がされる見込み
  • 訴えるのは建設会社で、訴えられるのは制作会社と匠
  • 支払うのは全て施主になる
  • 問題は建設会社が勝手に工事を進めたのか、匠や番組の指示だったのか
  • 番組(制作会社)と匠の間での連携不足の可能性
  • 5,000万あれば新築でもいい家が買える可能性がある
  • 匠は宣伝になっても契約成立には繋がりにくい

番組の見どころはラストの「なんということでしょう」のタイミングです。

ここまで様子を知らされていなかった依頼者が驚きと喜びの表情を浮かべ、その喜びに私たちは共感する。

しかし、今回のような事態に発展してしまうと事前の打ち合わせは必要ですね。

ただし、予算内でいいものを作ることができれば問題ないはずです。

今後も素晴らしい番組作りを期待します。

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