アフガニスタンで聖職者が6歳少女と児童婚!宗教や法律上の問題は

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出典:Evstafiev

アフガニスタンで60歳前後とみられる聖職者男性が6歳の少女と結婚するという出来事がありました。

この聖職者は逮捕されたということですが、

アフガニスタンでは児童婚がかなりの数で行われている状況です。

特に結婚を強いたと思われる男性が聖職者であることも衝撃です。

宗教上の問題点やアフガニスタンの児童婚についてまとめました。

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アフガニスタンと宗教

アフガニスタンは正式にはアフガニスタン・イスラム共和国です。

イスラムの名がつく通り、宗派の違いはありますが、国民は基本的にイスラム教徒です。

イスラム教での児童婚

イスラム教では児童婚を禁止しています。

しかし

預言者ムハンマドは最愛の妻アーイシャと、

彼女が9歳のときに婚姻を結んでいる。

という出来事から、

古典イスラム法では9歳から婚姻ができると解釈されています。

児童婚は禁止だけど9歳以上であれば婚姻可…理解が難しいですね。

アフガニスタンの婚姻に関わる法律

アフガニスタンの憲法では結婚ができる年齢を

女性は16歳、弾誓は18歳と定めています。

しかし、タリバンやISISの脅威もあり、

政治的安定の欠けるアフガニスタンでは法律の遵守がなされず、

地域の慣習法が優先され、児童婚が後を絶たない状態となっています。

児童婚の理由や原因

アフガニスタンでの児童婚の理由は

  • 貧困
  • 紛争解決手段

が主になります。

貧困のケースでは、

月の給与が30ドルの家庭に対し、

結婚持参金9000ドルを提示した例が報道されています。

このケースではユニセフや宗教指導者の働きかけで結婚直前に取りやめとなったそうですが、

中には実際に結婚に至ってしまうケースも多いはずです。

もう一つの紛争解決手段のケースは「交換結婚」と呼ばれるものです。

部族間や家族間での紛争を解決するためになされる結婚で、

場合によっては少女が大人と結婚させられることもあります。

(イスラム法では、養う力があれば4人までの妻を持つことができることになっています)

どちらのケースも、少女は道具として扱われてしまっています。

家族の少女に対する思いはあるはずですが、どうしようもない惨状が伺えます。
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今回のケース

今回のケースは上の2つとは違い、

連れ去りによる結婚の強要と見られています。

おそらく、そのためこの聖職者は逮捕となったのでしょう。

つまり、連れ去りでなければ逮捕がなかった可能性もあります。

連れ去りによる結婚ではキルギスが有名ですね。

現在は法律では禁止されていますが、

まだ少数行われているそうです。

キルギスはアフガニスタンからタジキスタンを挟んだ北にある、

地理的には比較的近い国です。

ただ、違う国で、習慣も違いますが、

女性が弱い立場に立たされていることは確かです。

今回逮捕された男性は「宗教上の…」と

宗教を盾にした発言をしているそうです。

宗教が生活の上でとっても重要な位置を占めていることは確かでしょう。

しかし、今回の児童婚も、テロ組織が「ジハード(聖戦)」と呼ぶテロも、

都合の良いように宗教を解釈し利用しているだけに思えてしまいます。

特に、古くからのしきたりに従う場合、

女性が弱い立場に立たされることが多くありあます。

しかし、教義を新しく解釈していくなら、

女性についても新しい解釈をし、

人権を守っていくことが必要でしょう。

まとめ

  • アフガニスタンは基本的にイスラム教
  • イスラム法では児童婚は禁止されている
  • しかしムハンマドの例から、結婚最低年齢は9歳と解釈されている
  • アフガニスタンの憲法では女性は16歳で結婚ができるようになる
  • しかし、慣習法が優先され、児童婚は続いている
  • 児童婚の理由は貧困や紛争解決手段
  • 児童婚は女性が低い立場とされていることが原因

文化や宗教、慣習の違いを考えると判断に迷う部分も出てきますが、

望まないものが強制される事実はなくしていかなければならないでしょう。

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